名称・アザミ     (キク科)

  • 別称・トゲクサ 
  • 特徴・北海道を除く、全国の山野によく見られる多年草・花は薄紫で、茎、葉の全体にトゲが多い。花が美しいのでつい採取しようとすると、トゲに触れ、痛い目に合い花に欺かれるので・・・「あざみ」といわれる。生花としても大変親しまれている。
  • 採取・春から秋にかけて山の道筋、野原、川沿い
  • 食べ方・春から夏の若い葉、花、茎、根が食べられる。すべて茹でて水にさらしから食べる、苦みが強い秋にはよくアクを抜く。ノアザミなら、どれも食べられる。
  • 料理メニュー・天婦羅(そのまま)、油炒め、二杯酢、和物、根のキンピラ、味噌汁の具。
  • 薬効メモ・
    生理不順、子宮筋腫・・・天日で乾燥させた茎20〜30gを600ccの水でトロ火で半分まで煎じ、1日3回に分けて食前に飲む。

    出血、鼻血、吐血、痔出血、おりもの・・・根15gを600ccの水で 半分に煎じて飲む。

    耳の痛み(外耳炎等)・・・生の根を摺りおろし、汁をガ−ゼにしみらせ耳の中にさし込む。