名称・ウド (ウコギ科)
- 別称・ヤマウド、ウンド、クサダラ
- 特徴・春先に枯葉の中から赤子のようなこぶしを突き出し芽吹く、採取したときのその香りは山菜の代表としての名に恥じないものです。芽は6月頃までで、幼葉は花の咲く頃まで香りと味が楽しめる。類似する若芽や、葉に迷ったときは香りが決め手です。
- 採取・春から夏にかけて日当たりのよい野地、雑木林の近くなど。
- 食べ方・水洗いして、皮を取りそのままでよし、生又味噌汁等に。香りと歯ざわりにその生命がある。
- 料理メニュー・生で味噌つけて食す、酢味噌、天婦羅、葉と皮のキンピラ。
- 薬効メモ 頭痛、めまい、歯痛・・・秋に野性の根茎を採取し、洗って薄くスライスしたものを3、4日は日干し、あと風通しのよい所に陰干しして乾燥させる。1日15gを水400ccで半量に煎じ、3回に分けて飲む。
|