名称・オオバギボウシ   (ユリ科)

  • 別称・ウルイ、ウリッペ 
  • 特徴・地下茎が 太く横に延びて多くの根をだす多年草。芽吹の頃は、小指の先程の緑の芽を土の中から突き出している。10cm位になると葉を広げはじめ、大きな卵形になる。花は梅雨時ころにすらりと延びた茎の先に淡い紫の花を列ねて咲かす。
  • 採取・春から夏にかけて、林、山道、山中の水辺。
  • 食べ方・いつでも食べられるが、茎葉のやわらかい春が一番、ゆがいてさっと水にとうして食べる。
  • 料理メニュー・酢味噌合え、芥子合え、煮びたし、花の甘酢、おひたし、味噌汁。
  • 薬効メモ 腺病質・・・生または乾燥させた全草6〜15gに500ccの水で、トロ火で半量に煎じて、これを1日2回に分け食前に飲む。

         腫物・・・生の全草を潰し汁を絞り、茶匙1杯を1日に3回、食間に飲む。