男衾の地名は、古く奈良時代正倉院に伝わる白布（麻布）の墨書銘に『武蔵国男衾郡狩倉郷笠原里飛鳥部虫麻呂調布一端、天平六年十一月』とある。
文字情報として最古の記録。なんと約千三百年も前の正倉院宝物の中に、郷土の名があり、今に伝えられているといわれます。
　男衾見どころ
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新義真言宗・ご本尊は不動明王
平安時代末期にこの地を領有した不動寺太郎の居館跡と伝わる。不動寺氏は猪俣党の一族で猪俣時範の次男忠任が男衾氏を称し、その子の太郎（実名不詳）が不動寺氏を名乗ったのが始まり。1本の木から作られた2体の仁王様のいる山門が珍しい。
三門前には、板碑があり鎌倉中期のもので。高さ145ｃｍ。